大人の虫歯とフッ素
こんにちは
衛生士の石川です
先日、衛生士の服部のブログで家で使える歯磨剤の上限フッ素濃度が1000ppmから1500ppmに上がったと話がありました
子供のフッ素塗布は効果も高く、一般的になっており小野歯科医院でもキッズクラブに入会し定期的に検診、フッ素塗布に来られる人が多くなっています。
さて、大人の虫歯に対してフッ素濃度が1500ppmになるとどのような効果があるのかお話ししたいと思います
500ppmフッ素濃度が上がることで虫歯予防効果が6％アップするとの研究結果が出てるそうで、二次う蝕と言われる治療した詰め物の隙間からできる虫歯への効果も期待されています。
また、大きさにもよると思いますが、歯の中の歯質である象牙質まで進んだ虫歯の進行抑制効果もあるみたいです。
ただ、誰でも1500ppmのフッ素濃度を使って良いわけではありません
生後6ヶ月〜5歳は500ppm
6〜14歳は1000ppm
1500ppmを使っていいのは15歳以上です。
歯を抜かないといけなくなる原因の多くは歯周病と二次う蝕です。
定期検診に来られていても二次う蝕になる方はおられます。
歯磨剤には市販のものや歯科医院専売用のもの、いろいろな種類があります。
ぜひ、ご自身の口腔内の状態に合った歯磨剤を選び健康な口腔内を維持していきましょう
