お口は健康の始まり
こんにちは、衛生士の佐野です。
今回は少し真面目に、書こうと思います。
以前、私の祖母が96歳を迎え、
元気にしているとブログにて
お伝えしておりましたが、
7月の終わりに熱中症で入院し、
10月の頭に肺炎で亡くなりました。
ご存知の方も多いかと思いますが、
肺炎による死亡者の96.8%が65歳以上、
肺炎が原因で亡くなる60歳以上の
高齢者のうち96%が誤嚥性肺炎である
というデータがあります。
誤嚥性肺炎の原因になりますが、
うちの祖母は、それまで入院の経験もなく、
普通にご飯を食べていました。
それが入院により、絶食になり、
嚥下機能を十分に使うことがなくなった事で、
嚥下機能の低下し、
体力の低下により、歯磨きの質の低下、
免疫力の低下も起こり、
口腔内の細菌が唾液に混ざり、誤嚥し、
肺炎になったのではないかと思っています。
声を大にしてお伝えしたいのは、
①定期的な検診をして、口腔内の細菌のバランスを整えておくこと。
②喉の筋力や、舌の運動を日々使っておくこと。
③歯磨きと言えども、誰かの助けが必要だと理解して貰うこと。
96歳の歯がほとんどある祖母は、
きちんと自分で歯磨き出来ていなかったと思います。
免疫力の低下で、口腔内のバランスも崩れるため、
必ず、プロの手助けが必要です。
肺炎になって、3日で亡くなってしまった祖母。
高齢者にとって、肺炎ほど怖い病気はないと、
わかってはいましたが、今回思い知りました。
皆さんの周りにも、入院しているご高齢の方が
いらっしゃれば、歯科衛生士、
または病棟のナースさんによる歯磨き介助を
頼んでみてください。
小野歯科でも、訪問歯科を行っております。
無料検診や、病院への訪問もしております。
ぜひ、ご活用ください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
大正区で歯のことなら小野歯科医院へ
ご相談ください!!